日本人の半分は不眠症?!「睡眠休養感」が重要!快眠ていますか?ぐっすり眠り、すっきりと目覚めていますか?厚生労働省の国民健康・栄養調査(※1)によると、 1日の平均睡眠時間が6時間未満の割合は、男性が38・5%女性は43・6%が推奨される6〜8時間を下回っている実情があります。経済協力開発機構(OECD)の調査でも日本人の平均睡眠時間は、先進国を中心とした33カ国の中で最も短いと発表されています。また、日本人1万人を対象にした調査(※2)では、47・2%の人が「不眠症の可能性」があるという結果も出ています。に非常に重要な休養行動です。良い睡眠は、脳、身体、免疫、認知機能、精神的な健康の増進・維持に大切であり、睡皆さんは1日に何時間眠っと、多くの人睡眠は、健康に生きるため眠が悪化することで、これらに関連した様々な疾患の発症リスクが増加し、寿命短縮リスクが高まることが報告されています。睡眠において、睡眠時間とともに大切だと注目されているのが「睡眠休養感」です。睡眠休養感とは、眠って目覚めたときに体が休まったと感じる感覚、「睡眠の質」の指標です。この睡眠休養感の低下が、様々な健康リスクの増加と関連していると考えられています。睡眠時間がある程度短くても、睡眠休養感がある場合には死亡リスクの増加はみられない傾向にあります。つまり、睡眠休養感を含めた睡眠の質をどのように高めるかがポイントなのです。 、 4私たちはなぜ眠るのか?ただ脳や身体を休めるためだけではなく、免疫にも影響し、記憶力を助け、脳内の老廃物を排除する、それが睡眠の役割です。睡眠を制することこそが、起きている時間を有意義に、そして人生を価値あるものに導くといっても過言ではないのかもしれません。(K)人生の1/3は睡眠時間!で人生をにゆかた
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