1324次回は個々の病気について取り上げていきます。第1回「千」の病気4つの分類器や、体の中の働き(代謝)に関係する病気です。体の中の調整がうまくいかなくなって起こります。例: 心不全、糖尿病、肝炎、腎臓病、高血圧体を動かす部分(筋肉・骨・関節)や、見る・聞く・話す・食べるなどの感覚に関係する病気です。例: 骨粗しょう症、五十肩、白内障、難聴、ドライマウスする病気です。物忘れや気分の変化も含まれます。例: 認知症、うつ病、てんかん、パーキンソン病体を守る「免疫」の働きに関係する病気です。ウイルスや細菌による感染症、アレルギー、自己免疫の病気、がんもここに含まれます。例: 肺炎、インフルエンザ、花粉症、リウマチ、がん注)この分類は厚労省「疾病、傷害及び死因の統計分類」を参考に編集部で分類したものです。「病気は千もあるが、健康は一つしかない」とは、ドイツの作家ベルネの言葉です。病気とは、辞書的な見方をすると「体や心がつらく、生活に支障が出る状態」のこと。原因はさまざまで、多くは医療の対象になるものでしょう。病気を知ることは、予防や対処の知恵になり、自分の体を大切にする第一歩です。このコーナーでは、さまざまな病気とその原因を学び、健康について考えていきます。第一回目の今回は、まずは「千」もの病気*を大きく4つに整理してみました。分類することで少し病気を捉えやすくなります。*WHOが採択した国際疾病分類(ICD)の第11回改訂版(ICD-11)には、約18,000種類の病気が掲載されています。13“ 知っておくべき病気のこと ”内臓・代謝の病気心臓、肺、胃、腎臓、肝臓などの臓運動器・感覚器の病気脳・神経・こころの病気脳や神経、こころの働きに関係感染・免疫・がんの病気病気病気をを知って知って病気 知って健康健康をを学ぶ学ぶ健康 学ぶ
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