ストレスを感じたり、睡眠不足が続いて憂鬱感、不安、イライラ感、集中力の低下などの症状が見られることはありませんか?それはプラズマローゲン不足の兆候かもしれません。その他、疲労感が取れない、寝てもすっきりしない、物忘れが増えた、風邪を引きやすいなどもサインです。その際は、運動やリラクゼーション法に加えて、プラズマローゲンはもちろん、抗炎症作用を持つ成分(ビタミンC、EPA、DHAなど)を含む食品を積極的に摂ると効果的です。5 その症状!もしかしてプラズマローゲン不足?いろいろな場面で活躍するプラズマローゲンですが、今回は日常生活を送るうえで切っても切り離せない「睡眠」と「ストレス」との関係について紹介します。不眠不眠もの忘れもの忘れ風邪風邪不安・憂鬱不安・憂鬱イライラ・イライラ・集中力不足集中力不足・構造がユニーク(エーテル結合)・酸化や炎症から細胞を守る力が強い・脳や心臓など重要な部位に多い・体の中でも貴重で、加齢や病気で減りやすいそもそもプラズマローゲンって? 私たちの体は37兆個もの細胞でできています。プラズマローゲンは、その一つひとつの細胞を形作る膜(細胞膜)にある特別な脂の一種です。細胞の形を作るとともに細胞を守り、そのはたらきを維持する重要な役割を担っています。脳細胞の保護をはじめ、学習記憶や神経ネットワークの発達など脳機能に関係するだけでなく、動脈硬化や免疫にも関わっていると考えられています。プラズマローゲンは、脳の機能や全身の健康にとってとても大事な成分なのです。炎症の火消し役 プラズマローゲン 私たちの体には、炎症が起きた時にそれが続かないように抑えるシステムが備わっています。その一つがプラズマローゲンです。脳の炎症をしずめるはたらきがあります。また、炎症時には悪い酸素(活性酸素)が発生し、細胞を傷つけます。プラズマローゲンには抗酸化作用といって、活性酸素を減らすチカラも備わっていて、ダブルのチカラで細胞を守ります。しかし、あまりにも炎症が続くとプラズマローゲンが足りなくなってしまいます。そうすると、さらに炎症や脳細胞へのダメージが抑えられなくなり、さらにプラズマローゲンが足りなくなってしまうという悪循環に陥ります。つまり、脳の炎症を抑えるには、プラズマローゲンをどうやって維持するかが重要なのです。
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