乳酸菌生成エキス×女性の悩み
便秘、だるさ、冷え、肌荒れ・・・
妊婦さんのさまざまなお悩み解決に
「乳酸菌生成エキス」
妊娠中は、体の変化にともない、さまざまな悩みが現れてきます。
便秘もその一つですが、妊婦さん共通の願いは、「下剤は避けたい」のはず。
そんな妊婦さんのお悩みや願いに役立つ「乳酸菌生成エキス」について、研究データとともにご紹介しましょう。
なぜ妊婦さんは便秘になるのか
妊婦さんは、ホルモンの関係や、子宮が大きくなることで腸が圧迫されぜん動運動が抑制されるため、便秘になりがちです。冷えやだるさ、肌荒れなど妊娠期はさまざまな不快症状が現れますが、これらも便秘が原因であることが多く、妊婦さんにとって便秘は深刻な悩みです。
妊婦さんに大事な腸の健康
腸は、消化吸収はもちろん、免疫と関わっていたり、酵素やビタミンをつくったりと多くの働きをしています。血液の浄化や化学物質の解毒なども腸の大きな役割なので、本当に大切な臓器です。
それだけに、便秘などで腸内環境が乱れると、健康上の様々なトラブル、冷えやだるさ、肌荒れなどに直結。不調につながります。
腸の健康が大切なのは便秘解消のためだけではありません。つわりも関係があるようです。助産学教授で看護学博士でもいらっしゃる佐藤香代先生(国際医療福祉大学大学院助産学分野教授)によると、
「つわりには、体内にたまった不要なものを外に出すデトックス効果があります。これは身体の持つ智慧(ちえ)です。それだけ“出す”ことは妊婦さんにとって大切なことです。ですから、腸には解毒と浄化にしっかり働いてもらわないといけません。そのためにも妊婦さんは、特に腸の健康には気づかってほしいと思っています」
便秘、冷え、だるさ、肌荒れに加え、つわりまで、腸が関連しているとは驚きですね。こういったことから腸の健康を推奨されている佐藤先生が「乳酸菌生成エキス」を知ったのは妹さんがきっかけでした。
妊婦さんにおける乳酸菌生成エキスの飲用データ
8年前、佐藤先生が、妹さんにすすめられてご自身の健康のために飲み始めた「乳酸菌生成エキス」。飲用1週間で便通、体調に変化を感じたのと、無農薬大豆と乳酸菌でつくられた人工的でない成分であることに良い印象をもち、先生は、妊婦さんの悩みも好転すればと考えるようになりました。
そこで、先生主宰のマザークラスに参加される妊婦さん18名に「乳酸菌生成エキス」を30日間飲んでもらい、28項目について調査を行いました。
「結果は予想以上でした。便秘やガス臭の改善は予測していましたが、妊婦さんがよく訴える冷えやだるさ、腹部のハリ、肩こりなどもよくなったと全員が実感。肌の保湿性や弾力性、ニキビ・吹き出物についても全員が改善されたという結果が出ました」(佐藤香代先生/研究データは下表)
この結果は、「第52回日本母性衛生学会総会」で発表され、「『乳酸菌生成エキス』は妊娠中の不快症状を著しく改善し、生活の質を向上させると期待できます」と佐藤先生より報告されました。



腸のためには食事にも気をつかおう
佐藤先生は、身体の声を聴くことに焦点をあてたマザークラスを20年以上続けていらっしゃいます。そのクラスでは毎回、先生推奨の妊婦さんに適した食事が提供されるそうです。どんな食事内容で妊婦さんのお声はどんな感じなのでしょうか。
野菜いっぱい具重ね煮のお味噌汁と玄米ごはん、お漬物、梅干しなどですね。玄米ごはんは50回噛んでいただいています。玄米を食べたことのない妊婦さんでも、“こんなに美味しいの?!”と驚き、便秘がちだった人も “食を変えただけでこれほど便がでるの?”、“黒っぽい便が黄色になった”と体感されています」(佐藤香代先生)
つわりにも意味がある
佐藤先生とのお話の中で、印象的だった、“腸”と“つわり”の関係。もう少し詳しく教えてください。
「私が主宰するマザークラスに参加される妊婦さんの中には、“つわりが辛い、きつい”と涙する方も多いのですが、その現象には意味があると思っています。つわりの原因ははっきりとは解明されていませんが、個人的には、いろいろなものをため込んでいる方に多いような気がしています。
そのきっかけになった妊婦さんについてお話しましょう。その方は、初産ではつわりもなく20㎏も体重が増えた妊婦さんでした。その体重が落ちないまま、その方は二度目の妊娠を迎えたのですが、今度はつわりがひどく、一気に体重がストンと落ちてしまったのです。「初産では、つわりはなかったのに」とご本人は嘆いていらっしゃいましたが、とても安産だったのです。つわりで身体がすっきりスリムになられたことで、結果的にはラクなお産になったのでしょう。このときに、つわりには不要なものを外に出すデトックス効果があり、これも身体の持つ智慧からきているのではないかと気づいたのです。
実際、後からこの妊婦さんに、「気づかないうちに、体にも心にも、いっぱい貯め込んでしまったものがあって、それを出すためのつわりだったのかもしれませんね。つわりにも意味があったのかもしれませんね」と伝えたところ、「思い当たることがある」と多いに納得されました。
つわりは辛いものですが、それでもそれには意味があるとわかれば、身体からのメッセージと受け止とめることができるのではないでしょうか。自分の身体に起こる現象に耳を傾け、身体と対話することで、多くの気づきを得ることができます。身体は賢いです。自分の身体の声を聴き、妊婦の産み育てる力を信じましょう」(佐藤先生)