乳酸菌生成エキス研究室乳酸菌生成エキス研究室
腸博士・藤田紘一郎先生に聞く腸たいせつな話
No.1 ≪はじめに≫

腸内が変われば人生は変わる!

はじめに告白してしまいましょう。私は実は50代まで自分の健康にはほとんど無関心でした。腸内細菌や免疫などを研究していても、自分の体のことなんてお構いなし。恥ずかしながら、61歳と71歳の時に2回、重度の糖尿病を患いました。

一度目は2000年、インドネシアへ長期の医療調査に行ったときでした。真夏のインドネシアはとても暑いため、「脱水症になっては大変!」と、毎日、スポーツドリンクを飲んでいました。すると肥満ぎみだった体型はスリムになってきたものの、尿が異常に泡立つようになったのです。あわてて血糖値を測ると、正常値の5倍の数値、500mg/dlになっていました。

帰国後、あわてて糖尿病専門医の指導のもと、食事療法(高糖質低カロリー食)を行いましたがいっこうに改善しません。インスリン療法を行いやっと落ち着きました。

ところがです。専門医がすすめる高糖質低カロリー食を守っていたのに、10年後の2010年、糖尿病は再発してしまったのです。やはり熱い夏でした。その頃は仕事も忙しく、ストレスを抱えていました。専門医の指導通りやっていたのに、おかしいと、そこから深く自分の身体について見つめなおすことにしたのです。

肥満を解消し、血糖値を下げるにはどうすればいいのか?

死ぬ直前まで人生を謳歌し、コロリとラクちんに逝ける方法はあるのか?

そして、50代まで不健康だった私が長生きする秘訣はあるのか?

この疑問に答えを出したのが、私がライフワークにしてきた「腸内細菌」でした。肥満を解消し、血糖値を下げ、そして若々しく健康でいるには腸内環境をととのえることこそが第一だとわかったのです。

・食事を見直すこと。

・腸内細菌が喜ぶ生活をすること。

食事を見直すこと。腸内細菌が喜ぶ生活をすること。

このたった2つだけで私の人生は劇的に変わりました。

2か月で体重は10Kg落とせましたし、中性脂肪も血糖値も正常になりました。

50代には薄かった髪もフサフサに増えてきました。健康だけでなく、若々しさまでも取り戻したのです。

2019年、80歳を迎える今も、この状態は変わることなく、自分でいうのもおこがましいですが、「肌ツヤがよいですね~」と周囲に褒めていただけるほどです。

真剣に取り組めば、腸内環境は2週間で改善します。腸内環境をととのえることは、いつから始めても遅くはありません。腸内環境が変われば、人生は劇的に変化します。

50代まで健康を顧みなかった私の体を大きくかえた腸内フローラですが、腸内細菌を味方につける方法をはじめ、腸にまつわるお話をこれからみなさんにもお伝えしていきます。脱線話もありそうですが、健康で、楽しく、若々しく、いきいきした毎日を過ごすためのヒントにしていただければ嬉しいです。

藤田先生が10年愛用している「乳酸菌生成エキス」とは?

profile

藤田 紘一郎(ふじたこういちろう)

藤田 紘一郎(ふじたこういちろう)

藤田 紘一郎(ふじたこういちろう)

東京医科歯科大学名誉教授、医学博士。専門は寄生虫学、熱帯医学、感染免疫学。マラリア、フィラリアなどの免疫研究のかたわら、「寄生虫体内アレルゲン」、「ATLウイルスの電線経路」の発見など多くの業績をあげる。また免疫学を下敷きにしたユニークなエッセイストとしても活躍。著書に『笑うカイチュウ』(講談社・科学出版賞)、『清潔はビョーキだ』(朝日文庫)、『腸内革命』(海竜社)、『病気にならない乳酸菌生活』(PHP文庫)、『腸で寿命を延ばす人、縮める人』(ワニブックス)など多数


当社は“腸の大切さをより多くの方にお伝えしたい”という先生のご意思に共感し、先生が長年続けてこられた啓蒙活動を少しでも引き継ぐべく活動してまいります。(藤田先生のご家族にもご了承いただいております)
なお、藤田先生のご出身大学であり、名誉教授も務められていた東京医科歯科大学の基金の理念にも賛同し、医学生育成にも微力ながら支援してまいります。

株式会社ビーアンドエス・コーポレーション

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